ニュース
2020.11.03 創業者より
ある秋の日に、iruCartと
世田谷の大蔵運動公園でテニスの練習がある。最寄りの用賀駅か成城学園前駅いずれからも徒歩で30分、バスを使っても同じく30分近くかかる場所にあり、便が良くない。目白の自宅からは18km、irukaで自走してもよいが、練習の前後に走るにはやや躊躇する距離だ。
よし、irukaと電車で輪行しよう。でも、えーと、荷物はどうしようか。ラケットバッグを背負って走りたくない。僕は大きな荷物を背負って自転車に乗るのが好きではないのだ。肩が凝るからね。
そこで我らが頼れる外付け積載機能拡張デバイス、iruCartの登場だ。ラケットバッグをiruCartにくくりつけてirukaに接続し、自宅を出る。おっと、iruCoverも忘れずに。
副都心線の雑司が谷駅まで約2kmを自走する。irukaをウォークモードに折りたたみ、iruCoverをかぶせる。右手でirukaを押し、左手でiruCartを引いてエレベーターに乗る。
東横線直通の急行に乗り、自由が丘駅で降りる。irukaを展開。
大井町線と並走する形で等々力通りを西に6kmほど走り、大蔵運動公園に到着。自宅からの総移動時間は70分、電車とバスで来た場合と変わらない。
道を挟んで向かい側の、砧公園の木々が色づき始めていた。
さあ練習。来週JOPベテランツアーの試合があるので、シングルスのポイントパターン練習とショートゲームを3人で2時間みっちり。
帰りはなんとなく気分を変えて小田急線を使うことにする。経堂駅まで4kmほど自走。irukaを折りたたんでホームに上がると、ちょうど急行が来た。
終点の新宿駅から自宅まで自走。途中のスーパーで夕食の食材とワインを買う。
ジャケ買いしたスペインの赤ワインが思いがけずおいしかった。良い一日でした。とても。
株式会社イルカ
創業者/代表取締役 小林正樹